製品の特徴

ニューストンは、全製品に共通して、特殊なブロック表面処理方法(但し、スプリット型は除く)、自立安定性形状、加工性の容易さ、という大きく3つの特徴を有しています。

低炭素型コンクリート製品(セメント置換率60%以上)

 

 当社が製造する全積みブロック製品(JIS A 5371該当品のニューストン間知石型(かすみ仕様)およびニューストンポーラス型(標準仕様))は、全て高炉セメントC種を用いて製造しております。
 高炉セメントC種とは、普通ポルトランドセメントを高炉スラグ微粉末に60~70%置換したJIS規格のセメントです。
 現在、カーボンニュートラルへの対応として、国土交通省においてもグリーンチャレンジの政策が実施されており、混和材を用いてセメント置換率55%以上の低炭素型コンクリート製品が求められていますが、当社はその要求事項より高い置換率60%以上にて全ての積みブロックを生産しており、従来製品に比べ55%以上のCo2発生抑制に寄与しています。

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特殊なブロック表面処理方法

 

 特殊なブロック表面処理方法とは、当社独自の技術により、積みブロック(間知ブロック)表面を全て偶発的に全てハツリ落とすことです。

間知石型(かすみ仕様) 施行写真

ブロック表面に面取りがなくなると、人工的な幾何学模様が表面に露出せず、偶発的で自然石の様な質感となります。また、深くハツリ落とされ凹凸感のある表面仕上げは、小さいながらも一個単位のブロックを効果的に際立たせるとともに、陰影効果も期待でき、見た目の明度を下げるため、背後地の樹木等にも違和感なく設置が可能となります。

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自立安定型形状

従来技術の製造フローチャート

  自立安定型形状とは、法面上において積みブロック(間知ブロック)上下間のブロックが控え部においてもお互いに乗り合うことを指します。

 

 通常のブロックの控え部は、ブロックの中心部に位置するため、控え部においてブロック上下間に位置するブロック同士が、お互いに乗り合うことがありません。

 

 

 

 

 

  そのため、上段のブロックを設置する場合、胴飼ブロック等を設置して施工を行うこととなりますが、胴飼ブロックの支持層である胴込コンクリートが、ある程度硬化し、胴飼ブロックを設置しても沈み込まない状態にならないと施工が出来ないという時間的制約を受けてしまいます。

従来技術の製造フローチャート

従来技術の製造フローチャート

  ニューストンブロックの全商品は、写真のように法面上下間の積みブロック(間知ブロック)同士が控え部においてもお互いに乗り合うため、通常のブロックのように胴飼ブロックの設置が必要とせず、また時間的制約も受けず、早期の施工が可能となります。

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加工性の容易さ

 

 加工性の容易さとは、端部処理の方法で、壁体の端部が綺麗で尚且つ簡単に仕上げれることです。

 

ポーラス型 施行写真 1

 一般的に加工性の良くない商品を使用する場合の端部処理は、左写真のように型枠を用い現場打ちコンクリートで処理が行われています。  この様な仕上げで行うと積みブロック(間知ブロック)の色相・明度・彩度ともに異なり、また白く浮きでるため、周辺景観と違和感が生じます。  また、現場打ちで端部処理を行うためには、型枠の設置、生コンクリートの再購入、型枠の脱形、という手間が必要となります。

 ニューストンの全商品は、控え部が片側に変心しており、ブロック面の2/3まで控え部を残したまま切断加工が行えます。
 切断加工により仕上げられた端部は、右下写真のように色相・彩度・明度も異ならず、また現場打ちコンクリートを使用したように白く浮き上がることもなく、周辺景観に違和感なく設置が可能となります

ポーラス型 施行写真 2

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