法勾配を連続して変化させることができるブロック工法 施工例

NETIS 掲載期間終了技術 登録番号 KK-050081-V

法勾配を連続して変化させることができるブロック工法

◆ 工法の概要

  • ハツリ加工を行ったニューストンの表面は、自然石と同様の仕上がりを有しており、法勾配変化時に発生する目地ずれや段違いを目立たなくさせます。
  • 自然石と同様に現場加工が容易なニューストンは、法勾配変化に伴い変化する法長や端部処理において、景観を損なわず設置が可能です。
  • 同一の資材で構築出来るため景観を損なわない護岸が構築出来ます。
  • 自然石と同様に小型な商品のため、法勾配が変化したり、法線が曲線となったり、また、それらが同時におこるような複雑な法面に対しても違和感なく施工が可能です。

設計上の留意点

◆ 基礎の形状について

積み勾配部の基礎形状は「土木構造物標準設計」に示されたものを使用し、張り勾配部は各種指針に示されたものを使用すると床付け(基礎底盤)の高さと平面上の法尻位置(基礎部の法肩位置)も異なり、基礎構築に大変手間が掛かると共に施工性が低下します。

そのため、連続して法勾配を変化させる場合の基礎工は、ご計画される緩い勾配の基礎形状の基礎前高さと基礎天端幅を固定し、基礎背面高さのみ変化させる形状でご検討下さい。なお、この様な基礎形状の場合、積み勾配部では「土木構造物標準設計」に示された基礎形状と異なり過剰設計となりますが、施工性を考慮すると共に、擦り付け工のみの一式当りの積算として多くの現場では採択されています。

5分勾配用・2割勾配用(例)・横断的に重ねた状況の基礎形状図 基礎前高さと基礎天端幅を固定値とした基礎形状図(1:0.5・1:1.0・1:2.0)

◆ 裏込め厚さと形状について

積み勾配の裏込め材の形状は全面勾配に対してマイナス1分の不等厚形状、張り勾配の場合の裏込め材は等厚で設計される場合が多いです。しかし、比較的短い延長で連続して法面を変化する場合、積み勾配部で各全面勾配に対してマイナス1分の裏込め材を設置することは施工管理上困難です。また、積み勾配から張り勾配に変わる部分で厚みを変えることも連続性から考えて困難となります。

そのため、本来裏込め材は背面からの不透水圧を軽減するために設置されるものであり、その機能を有する厚みを定め、その厚みを用い裏込め材は、等厚で積み及び張り区間もご検討下さい。なお、上記と同様に張り区間においては標準的なものに対して過剰設計になる場合が多いですが、施工性を考慮すると共に、擦り付け工のみの一式当りの積算として多くの現場では採択されています。

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